デニムの国の行進

ランウェイさながらなオリンピック開会式。
皆様はどうご覧なられていただろうか?

イタリア、エンポリオ・アルマーニが手掛けた、日の丸と国旗を掛け合わせたかなり目を引くデザインで始まった。
スウェーデンは日本が誇るユニクロ手掛けた、ミニマルなデザインにビビットなフラッグカラーをあしらったユニフォーム。
ユニクロらしい高機能な雰囲気が漂っていた。

そして最初に目を奪われたのは、トンガ共和国の入場。「タオバラ」と呼ばれる伝統衣装での登場。
なによりも旗手のマッスルボディに、ココナッツオイルでさらに筋肉の素晴らしい陰影が露出し、
有観客であろうものなら「きれてるよー」「仕上がってるよ!」と掛け声が飛んできそうな様子であった。

そしてデニムの国アメリカが本気を出してきた。

ラルフローレンが手掛けたユニフォームは古き良きアメリカントラッドな雰囲気を残しつつ、
アスリートのしまった体を格好良く演出するギミックもあり、目を奪われた。
紺ジェケにボーダーのカットソー、パンツはなんと「デニム」という、王道アイビースタイル。
デニムのシルエットは今時のテーパードフィット。ややクロップドに近いジャストレングスで、
足元をすっきりと演出。アクセントに星条旗のスカーフ。

ちなみに前回リオの際は紺ジャケに白パンでやや今回よりトラッドな雰囲気が強かった。

デニム業界の人間としてオリンピックのユニフォームで見られた事が本当に嬉しかった。

※画像出展もとyahoo news/vogue

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